これは高齢化が進んだことが原因のようです。
体力や免疫力が低下している高齢者が肺炎になってしまうと重症化して死に至る場合が多くなっています。
そのため、入れ歯をする際は注意点を理解しておくことが大切です。
高齢者が健康的に長生きするためにも、肺炎を予防しましょう。
肺炎の予防方法
肺炎の予防方法を3つ紹介していきます。
まずは、免疫力を高めるために規則正しい生活を心がけてください。例えば、禁煙したり十分な栄養を撮ったりすることが大切です。
予防接種を受けるのもオススメです。
肺炎の原因になるインフルエンザや肺炎球菌の予防接種を受けてください。予防接種は効果的なので、まだ受けていない人は検討してみましょう。
日頃から感染予防をすることが大切です。
うがいや手洗い、歯磨きはこまめにするようにしましょう。外に出るときは必ずマスクを着用してください。
高齢者になると、飲み込みにくくなったり咳がうまくできなくなったりして気管に食物や唾液が入ってしまう場合があります。
この時に、口の中の細菌やウイルスが一緒に入ってしまうと肺炎の原因になってしまいます。ですから、常に口の中や入れ歯を清潔に保つことが大切です。
入れ歯をしたまま寝るのは危険
日本大学医学部と慶応大学医学部の過去の論文では、85歳以上の高齢者が入れ歯をしたまま眠ってしまうと、肺炎にかかる可能性が2.3倍も上昇すると発表されたことがあります。
入れ歯をつけたまま眠ってしまうと舌や義歯にプラークが付着しやすくなってしまいます。
さらに、歯肉の炎症が起きたりカンジダに感染したりする可能性が高くなるので注意が必要です。
これを防ぐためにも、寝る前には必ず入れ歯を外ししましょう。入れ歯は洗浄剤で消毒しておくことが大切です。
ですが、入れ歯を外さないほうが良い場合もあるので、まずは主治医に相談してみてください。
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