家族で入れ歯になった人がいると、「噛んでいるとき痛そう」、「食べるとき元気がないなぁ」と思ったことはありませんか。
入れ歯での食事は、いくつか注意点があります。
注意点に気をつければ、入れ歯でも食事を楽しめるようになれますよ。
そこで今回は、入れ歯で食事を楽しむためのポイントを紹介していきます。

入れ歯での食事トラブル

1番多いトラブルは食事なので、思い当たる人もいるのではないでしょうか。
食事中のトラブルでは、原因に合った解決策が必要になります。
例えば、食べるときに痛む場合は、入れ歯の形が自分に合っていないことがほとんどです。
この場合の解決策は、早めに歯科医院で診察してもらい入れ歯を調整してもらうことです。
痛まないけど、食べにくいと思ったことがある人もいるでしょう。
入れ歯をしていると、どうしても噛む力が弱くなってしまいます。
この場合は、まず歯科医院の先生に相談してみてください。
歯科医院に行く時間がない人は、食べ物をできるだけ小さく切って噛みやすいように工夫しましょう。

入れ歯で食事するコツ

まずは、噛み方の見直しが必要です。
総入れ歯では、奥歯でつぶしていくのが1番いい方法です。
前歯で噛むクセがあると、入れ歯の奥歯部分が浮いてしまい入れ歯が外れやすくなるので気をつけましょう。
この他にも、前歯と両方の奥歯でバランスよく噛むことが大切です。
入れ歯をすると、噛む力が大体3割減ってしまうので、1度にたくさんの食べ物を食べないようにしましょう。

入れ歯に合った調理方法

入れ歯に合った調理方法を考えることも大切です。
総入れ歯だと、食べ物の温度が感じにくくなってしまいうので、熱いものでも普通に食べてしまい火傷することがあります。
火傷しないためにも、食べ物や飲み物の温度には気をつけましょう。
この他にも、硬い肉や食べにくい野菜などは、煮込んだり蒸したりして、柔らかくすることが大切です。
食材を小さく切って食べやすくする方法もあります。
ですが、小さく切りすぎてしまうと、食べ物が入れ歯と歯ぐきの間に挟まってしまうことがあるので、一口サイズがいいでしょう。
ちょっとした工夫をするだけで、入れ歯でも食事を楽しめます。
入れ歯での食事で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。