合わない入れ歯で使い心地が悪くて違和感を感じていらっしゃるかと思います。

歯というのは歯茎にフィットをしているからこそ、しっかりと物を噛むことができますが、
合わない義歯のように歯が動いてしまったり、特定の場所に負荷がかかるようなものは使い心地も悪く違和感があり、劣化のスピードも早いのです。

それだけでなく合わない入れ歯は健康面にも悪影響を及ぼします。

新潟大の朔敬教授（口腔病理学）の研究結果では、
粘膜表面にできる扁平（へんぺい）上皮がんの発症を高める場合があるとまとめられました。

つまり合わないものを無理やり使っていることによって
口内ガンのリスクが上昇してしまう可能性もゼロではないのです。

合わない歯は口内に負担を与えることになり、そこから潰瘍に発展するおそれがあります。

さらに潰瘍に発展するだけでなく残っている歯の負担が大きくなり顎関節にも悪影響を与えてしまいます。
歯茎も弱くなってしまって、ぶよぶよになってしまい、それだけダメージがあるのです。

ただ単に違和感があるだけでならまだ良いのですが、、それ以外に様々なマイナスの要素があるので、合わない入れ歯をそのまま放置するという事だけはやめましょう。

もし入れ歯が合わなくて使いづらいと思っている方は、
折角作った入れ歯だからと、そのまま使い続けてダメージを蓄積する前に、
なるべく早い段階でご自身の口にフィットするものに交換する事を考えましょう。

使いやすい入れ歯であれば、そのようなリスクも大幅に軽減できますので、
一度歯医者に相談してみてください。

入れ歯の技術は年々進歩していますし、
ご自身にフィットした入れ歯は日常生活をより快適にすることもでき、
相談をして見る価値は十分にあります。
進歩した入れ歯は、多くが自費（保険外治療）とはなるのですが。

フィットする入れ歯を作る為に、もう一つ大事なのは入れ歯においては特になのですが、専門性のある歯科医院に相談される事をお勧めします。