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冬に入れ歯が外れやすくなる理由

2021.11.22
入れ歯を装着している、いないに関わらず、
冬が近づくにつれ、
お口の中の乾燥には注意する必要があります。

お口の中が乾燥すると
著しく、唾液の分泌量が低下し、
お口の健康を害してしまいます。

口腔内が長時間乾燥すると、
口の中の粘つきが気になったり、
入れ歯がはずれやすくなったりします。

乾燥の原因は
加齢や口呼吸、その他の体の疾患でも
おこるものですが、
冬という寒い季節には、よりおこりやすいのです。

さらに、
入れ歯が合わない、よく外す等に
心当たりがある場合、
噛む行為の減少につながりますので、
より唾液の分泌が少なくなるので、注意が必要です。

唾液は、お口にとって、非常に重要な役割を果たしています。

唾液はまず、
お口の中にある最近を流してくれます。
そして、歯や舌などの粘膜なども保護してくれるのです。

食事の時も酸性に傾いたお口の中を中性に戻す等、
お口の健康をたもつ為には
唾液はなくてはならないものなのです。

お口の中の乾燥はこの唾液の分泌が少なくなり、
働きが弱くなるので、
様々なトラブルを引き起こすのです。

冬になり、突然、入れ歯が外れやすくなっているいる場合は
多くの場合が乾燥が原因ですが…

一点注意が必要なのは、
それが本当に気温によるものなのかどうかというところです。

気温が原因になるのはレアケースです。

気温によるものではなく、寒くなる前から入れ歯が外れやすくなったりしている場合は
合っていない可能性が高いですし、常に乾燥が気になる場合等はドライマウスの病気が関係していたりするので、
違和感を感じたらセルフチェックだけではなく、
歯医者さんにも、きちんと見てもらうようにしましょう。