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入れ歯と花粉症

2025.4.7
春の訪れと共に気になるのが花粉症の症状。

入れ歯をお使いの方にとって、
この季節は特に注意が必要な時期です。

今回は花粉シーズンにおける入れ歯のケアについてお届けします。

花粉症が持たらす鼻づまりは
無意識のうちに口呼吸につながります。
さらに口呼吸は口腔内の乾燥につながり唾液が減少してしまいます。

唾液は入れ歯を安定させる「吸着力」にもなりますので、
口入れ歯のフィット感が低下し、
違和感や痛みの原因となることもあります。

花粉症の薬を服用している方は
唾液の分泌を抑制する副作用によって、
さらに口腔内の乾燥を引き起こしてしまいます。

花粉症のシーズンのこの時期には
口腔内を乾燥させない為に、
いつもよりこまめに水分補給をして
潤いを保つのが重要です。

そして、入念な洗浄も大事です。
乾燥により通常時よりも細菌が付着しやすくなっている為、
より丁寧に洗浄しておく必要があります。

保湿ジェルの活用も有効的でしょう。

また入れ歯を外して、休憩する時間をいつもより増やすのも
有効的です。

ただし、痛みなど違和感がある場合はかかりつけの歯医者さんに
相談する事が最も大事な事です。

花粉シーズンはいつも以上のケア等
大変かもしれませんが、お口のや体の健康を維持する上で
とても大切な事なので、頑張って乗り越えていきましょう。